「第21次日韓繊産連(聯)年次合同会議」開催
2007年10月5日(金)第21次日韓繊産連年次合同会議がロイヤルパークホテル(東京)において、開催された。
日本側からは、前田繊産連会長、西村副会長・事務総長、櫻井副会長、鎌原化繊協会会長、坂元紡績協会会長、谷羊毛紡績会会長、貝原日本綿スフ織物工業連合会会長、増永日本絹人繊織物工業組合連合会理事長、太田日本ニット工業組合連合会理事長、三宅日本アパレル産業協会理事長、米良繊維輸出機構代表などを含む計40名、韓国側からは、慶世浩韓国繊産連会長、安榮起韓国化繊協会会長を始め17名の参加があった。
会議の議題は、特別テーマとして、1) 両国繊維産業の構造改善策と発展戦略、2) 両国におけるFTA/EPAの展開に対する繊維産業の対応と活用策、3) 今後の日韓FTA交渉の進め方、4) 日韓両国のクラスターに関する報告、の4テーマが両国から報告され、その後、日韓両国による業種別概況報告が行われた。
特に、日韓FTA/EPAの推進方策に関しては、その成果を両国の繊維産業の発展に充分活かせる様、準備、基盤作りのために政府間交渉の動向を見守りつつ、早急に「日韓繊維業界FTA推進ワーキンググループ」を設置し、両国間の繊維FTA実現に向けた話し合いを開始することとなり、会議終了後、両国代表団長により署名された合意書に盛り込まれた。引き続き日本繊維産業連盟主催による懇親会が催された。