「第1回知的財産権保護推進委員会」開催
平成19年4月19日(木)「第1回知的財産権保護推進委員会」が繊維会館(東京)会議室にて開催された。主要議題は次の通り。
1. 設置の経緯、委員名簿
2. 委員長の選任、幹事会の設置
3. 知的財産権保護について政府及びの他業界の取組
4. 繊維業界における知的財産権における商標、意匠(模倣品)、特許などに関する問題意識
5. 今後の進め方
本委員会は、繊産連の平成19年活動方針において、「知的財産権の保護」として、「中国・アセアンの繊維産業と関係を深め連携関係を拡大して行く上で、懸念される問題は、知的財産権侵害による被害である。被害は、繊維製品だけでなく、繊維機械分野等広範囲に広がっており、深刻な状況にある。まずは、各企業が知的財産権問題を重視し、各国の特許制度や商標登録制度などを充分に研究して、自分の力で知的財産権侵害から身を守るよう最大限の努力をしなければならない。しかしながら、民間対応だけでは限界があるため、政府の模倣品・海賊版対策の積極的活用を図るとともに、中国・アセアンをはじめとする海外で知的財産権が充分に保護されるよう、中国・アセアンへの働きかけの強化や他の先進諸国との連携など、通商外交面での取り組みの更なる強化を政府に働きかけていく。」と謳っており、その対応組織として設置されたもの。